活動日記
2026年
8月12-19日「アカテガニの繁殖実験とイワガニの行動実験 in 能登」
今回の出張の(上手くいくかわからず胃がキリキリする)本番です!この1週間は本当に早朝から
深夜まで採集と実験を繰り返していました。アカテガニとイワガニは夜行性なので、夜に採集して
実験処理してご飯食べて処理して寝るみたいな生活でした。ずっと動き回ってた記憶しかない。。
でも、どちらの実験も興味深い結果が出たので、苦労が報われたかな。
8月11日「夏休みこどもミュージアム in 四国中央」
川之江ふれあい交流センターで、かわのえ理科クラブ主催の「発見!体験!夏休みミュージアム in
しこちゅ~」が開催されました。記念すべき初回です。広島大学の豊田研の一員として1ブースを
もらいまして、フクロムシとヤドリムシを展示しました。他のメンバーは、透明標本・イモリなど
飼育している生き物の生体展示・水生昆虫の写真・魚やヨコエビの標本などを飾っていました。
今朝、生体展示用に捕まえたはずのカナヘビを逃がしてしまったことをたまに思い出します。。
興味深く見てくれる子、目を逸らしちゃう子など、様々な子どもたちと親御さんの反応を楽しめま
した。11時~16時までの5時間立ちっぱなしはきつい!笑
8月10日「仙酔島で甲殻類採集 in 福山」
広島県の理科部会が主催する生物部・地学部合同野外研修会に参加しました。仙酔島(一応無人島)
で生き物採集です。こんな暑い中でもユビナガホンヤドカリは健在で、たくさん採れました。
参加者の方にテッポウエビやウニを見せると、盛り上がってくれました。それはそうともう暑くて、
暑かったという記憶以外飛びました。
7月26-31日「連日のハチ干潟採集 & アカテガニ実験 in 竹原」
炎天下のなか、行ってきました、ハチ干潟! 自分用にマメコブシのサンプルがほしくて、
干潟を探し回りました。観察していると、昼間はじっとしていて、夕方になると歩き回り始める
ような印象を受けました。カブトガニ探しにも挑戦したのですが、自分では見つけられず……。
くやしい。写真は、からぬす丸から撮影した潮が引いていないときのハチ干潟のハチ岩です。
満潮と干潮で水位が300cmも違うんです。
7月11-16日「論文執筆合宿のはずがだいたい採集 in 東広島」
11日には横浜へ帰る予定だったのですが、「竹原ステーションで得たデータで論文を書くぞ!」と
豊田先生と意気込み、気がつけば広島大学に戻っていました。京大の院生も同じ理由で広大を訪問
していたので、その院生とともに、研究室に缶詰めになって論文を書き続けることになる――
そう思っていた時もありました。気がつけば5〜6時間にわたる採集調査に赴いていました。
あれ、執筆時間は……? 写真は困惑しながら辿り着いた江田島市の茶臼山です。
7月10日「プランクトン採集体験 in 能登」
能登里海教育研究所の能丸研究員による、小木小学校6年生を対象としたプランクトン採集調査に、
少しだけ参加させてもらいました。子どもたちは小木港で採集した海水を顕微鏡で観察し、色んな
プランクトンを探していました。当日はカールツァイスの方々も来られており、普段はなかなか
見ることのできないプランクトンの世界を、高解像度の顕微鏡で見せていただきました。
7月8-9日「色んなカニを採集 in 能登」
能登町にてアカテガ二やイワガニを捕まえに行きました。どちらも夕暮れ~夜にかけて活発に動く
ため、昼間はのんびり・夜は大忙しの3日間でした。はじめは18時半頃にアカテガ二に会いに行き
ましたが、夏は日が長いのでアカテガ二はまだまだ活動しておらず。別の場所に寄り道してから
戻ると道の端を歩くカニがあちこちに。人よりよっぽど規則正しい生活をしているようです。
汗だくでアカテガ二を採集後は、すぐにイワガニの調査場所へ移動し、約1時間サンプリングを行い
ました。どちらも十分なサンプル数を確保することができ、とても満足のいく採集となりました。
7月6日「高知大でサンプルをお借りする in 高知」
高知大学の伊谷行先生の研究室にお伺いし、カニのサンプルをお借りしてきました。研究材料に
したことがないフタホシイシガニというカニです。伊谷研には形態がよく似た2種類のカニがいた
のですが、どちらがフタホシイシガニだろうと一緒に図鑑をチェックしました笑 未寄生・寄生
合わせてたくさんのサンプルをお借りすることができ、感謝です。
7月4日「ながひさ研究奨励金の贈呈式に出席 in 千代田区」
ありがたいことに、ながひさ科学振興財団さまの研究奨励金に採択されまして、贈呈式に出席して
まいりました。すごく立派な場所で開催され、はじめはものすごく緊張しました笑 しかし、
同じ採択者の方々とお互いの研究内容についてお話ししたり、理事の方々が気さくに話しかけて
くださったりしたおかげで、後半にはバイキングの料理を頬張るほどまでに緊張がほぐれました。
研究、頑張ります!
7月1-2日「豊潮丸に乗船 in 呉」
竹原ステーションでの合宿が終わり、引き続き乗船での生き物採集です。海底から引き揚げた泥や
砂、石から生き物を探し出します。引き揚げている途中で網が破けるというハプニングもありまし
たが、ヤドカリの採集量はまあまあだったので、すべて良しです。
6月26-30日「竹原ステーションで生物採集合宿 in 竹原」
広島大学の豊田賢治先生が主催する生物採集合宿に行ってきました。昼はヤドカリを含めた
甲殻類採集、夜はヤドカリ計測などで時間があっという間に過ぎていきました。炎天下の無人島や
ハチ干潟での採集は体力にクルものがありまして、後半は石をめくるのもちょっと億劫…。
しかし、他大学の学生さんとの採集で、様々な生き物についてたくさん学べましたし、何よりも
わいわい採集できてとても楽しかったです。写真はからぬす丸から撮影した小久野島です。
5月21-24日「ケアシホンヤドカリの解剖 in 東広島」
函館で確保できた大きめのケアシにハサミを入れ、組織採取をしました。大事なサンプルは失敗
したら後戻りできないので、すごく緊張しますよね~。組織は鮮度が大事なのですが、今回は
豊田賢治先生がすぐに採取したサンプルの重さを測り、冷凍保存してくれたのでスピーディに
進めることができました。フクロムシ研究にとって大事なデータになるので、良い結果になって
ほしい。
5月19-21日「ケアシホンヤドカリを捜索 in 函館」
北海道大学の為近昌美先生・石原千晶先生にご同行いただき、葛登支岬で採集を行いました。
狙いは大きめのケアシホンヤドカリです。たくさんの種類のヤドカリが見られる中でも、
ケアシホンヤドカリは比較的少なく、さらにホシゾラホンヤドカリとパッと見、見分け難い…。
採集にはちょっと苦戦しましたが、お二人のお力添えのおかげで、ケアシを無事に採集することが
できました。
4月16-21日「採集と殻割とヤドカリ計測 in 白浜」
1年ぶりに和歌山県白浜町の京都大学臨海実験所にお邪魔しました。京大院生のヤドカリと寄生虫の
計測に時間を費やしました。「未寄生個体だけの計測だろうし、早く終わるよね。……あれ、寄生虫
も計測するの?」「5、60個体って聞いてたし、すぐ終わるでしょ。……あれ、250個体いるの?」
というやりとりを何回もしていました笑 一方、広島大と神奈川大の学生たちはずっとヤドカリの
殻割と腹部割きをしていました。午前中の採集がわずかながらの癒しになっていました。ヤドカリ
やらエビやらその他を捕まえ、良い成果になったと思います。
3月25-30日「甲殻類と魚採集 in 能登」
広島大学のグループと朝から夜まで採集祭りでした。メインは豊田賢治先生の研究室で魚を研究
テーマにしている学生さんのn数の一部になることですね。タモ網を長時間振って魚を採集するのは
大変で、手のひらの筋肉痛が続く。。他のメンバーが採れてるのに自分だけ採れないのは恥ずかしい
ので、1個体でも採集できたときの安心感といったら。でも、要所で大事なものは採ってるんです!
と言い訳~。写真は夜採集で出会った、今回の目的生物でもないクサフグです。顔がでぶで可愛い。
3月20日「寄生虫学会談話会で招待講演 in 相模原」
北海道大学の北 悠樹博士と尾針由真博士からお声がけいただき、北里大学で開催された、寄生虫
学会の大会前日企画「寄生虫生態学・疫学談話会」で発表させてもらいました。(画像は本会用の
立て看板のため、今回の発表と実はあまり関係がない笑)。寄生虫学会の温度感がわからず、でも
スーツを着用したくなくて甲殻類幼生Tシャツ装備で向かいましたが、アットホームな感じですぐに
打ち解けてくださり、とても安心しました。45分の持ち時間の中、30分発表して20分質疑応答
だったと思います。寄生虫学会は病理学の専門家が多く、いつも参加している生態学会等で受ける
質問とはまた違った視点の質問をいただき、勉強になりました。現在は寄生生物の生態をメインに
した発表はあまりないそうです。いつか本会でもフクロムシの話をしてみたいですね。
3月13日「生態学会シンポジウムで招待講演 in 京都」
京都大学の佐藤拓也教授が生態学会のシンポジウムに招待してくださり、フサフクロムシのこと
を話せる!と飛びついて発表させてもらいました。
京都の複雑なバス路線のせいで当日の朝にバスの乗り間違えが起こりましたが、前日のバス乗り
間違え経験から即座に方向が違っていることに気づき、無事に会場に辿り着けました(もう京都
バスには乗りたくない…)。
直前まですごく緊張していたのですが、ええいままよ!と話し始めるとなんとかなった気もします。
時間内におさまってたし、何とかなってたよって誰かに言ってもらいたい。
3月9日「ヤドカリ採集&計測 in 桜島」
さてさて、実は私たちの鹿児島でのメイン採集は桜島でした!
鹿児島大学の学生さん2名に同行してもらい、ヤドカリの採集・殻割・計測をお手伝いしてもらい
ました。最初はヤドカリどこ…どこ…となっていたのですが、さすがの経験値で学生さんがたくさん
採集してくれました。これでとりあえず収集するべきヤドカリのデータは得たわけですが、
ホンヤドカリは生息地の個体群ごとに体サイズに差がありそうでして、どうまとめようか頭をかかえ
ているところです笑
3月7-8日「第2回ウミウシ研究会に参加 in 鹿児島」
寄生性甲殻類を研究対象とする私が、ウミウシ研究会に!?と疑問に思いましたが、寛容でした。
写真は7日に行われたエクスカーション in 枕崎です。ここでウミウシの採集が行われました。
研究者と一般の方が力を合わせ、約40種類のウミウシが採集できたようでした。こんなに小さい
ものもウミウシなんだ…という新たな気づきを得ました。一方私は豊田賢治先生に命じられるまま、
ヤドカリなどの甲殻類を採集していたのでした。。
奈良女子大学のウミウシ研究チームが勢揃いしていてプチ同窓会みたいになり、楽しかったです!
3月6日「動物学会例会に参加 in 東広島」
広島大学で開催された動物学会中国四国支部の例会に参加しました。中四国に住んでないけど…?
と疑問に思いましたが、雇い主の豊田賢治先生が広島大学所属だからOKとのこと。
内容は、いつまで擦るねんと思うかもしれませんが、雄ヤドカリの形態的雌化のお話です。
普段は関わることのない広島大学の学生の方々がどういった研究をしているのかをしっかり聞く
ことができました。系統関連の研究は、生物の形態を見分けることができない自分と相性が悪いと
思うのですが、お話を聞く分にはとてもおもしろいです。
2月19-20日「シンポジウムに参加 in つくば」
筑波大学で開催されたシンポジウムに参加し、フクロムシ類が誘導する形態的雌化というタイトル
でポスター発表を行いました。グッピーやら虫こぶやらハリガネムシやら様々な研究テーマが
ありましたが、寄生性甲殻類は私と広島大学の豊田賢治先生のみ。フクロムシをどう説明したら
良いのかいつも悩んでいます。「みなさんご存じの通り~」から発表を始めれる人がちょっと
うらやましくもありますが、しかし多くの方が扱っている生物の研究をしたくないというのもまた
事実。産総研の深津武馬先生がフクロムシを気に入ってくださっているようでとても嬉しく思い
ました。研究内容を上手く伝えれるように経験を積んでいきたいです。
1月19-23日「豊潮丸に乗船 in 呉」
広島大学の豊潮丸に乗船しました。海底から泥や砂を引き上げて生物採集を行いました
(スミス・マッキンタイア採泥器&ドレッジ&ビームトロール)。
目的はヤドリムシ寄生のエビ類とカニ類!、、、と意気込んで行ったは良いものの、目的生物は
全然採れず。。形態計測祭りの遅寝早起きの予定が、早寝早起きの健康的な生活になりました。
トゲツノヤドカリからフクロムシっぽいものが付いていたのが唯一のニュースです。
データにしたいから、これからサンプル数もっと増えたら良いな~。
1月8-10日「領域会議に参加 in 芦原」
生物が生み出す”リズム”をテーマとする学術変革会議に参加しました。
フクロムシに一体何のリズムが?と思わなくもないのですが、フサフクロムシが示す「性比(母親がオスの仔を産む割合)が季節ごとに変動する現象」になけなしのリズム要素を見出し参加に踏み切りました。フクロムシという名前を別分野の先生方にも一人でも多く知ってもらえたらこれ幸いです。
他の先生方の研究発表を理解できたかというとノーコメントで…。温度補償性という単語と重要性がわかっただけということでお察しです汗 ホテルはとても良く、ビックリしたのが夕食がコースで出てきたところ。参加学会も被らない別分野の先生方や学生さんとお話しできたのはとても新鮮でした。贅沢な日々を過ごしましたね。
2025年
12月29日「仁徳天皇陵古墳 in 堺」
研究活動ではないのですが、地元の大阪府堺市に新たなアクティビティ・気球体験ができたとの
ことで行ってきました!世界遺産になったといえども、これまで周囲を歩くことしかできなかった
大山古墳の全体像が見れる貴重な機会です。
そして前方後円墳は本当に鍵穴の形をしていました。
周囲にも小さい古墳があるのですが、もう大山古墳に釘付けで、、、他の古墳群はあんまり見れて
なかったなぁ。まだまだ乗っていたかったのですが、15分は短いですね。浮遊体験、最高!
12月10-12日「セミナー&ヤドカリ採集 in 青森」
東北大学の浅虫臨海実験所にお邪魔しました。
岩﨑藍子先生にお声がけいただき、10日にセミナーをさせてもらいました。的確な質問や
コメントの数々で、より一層勉強しなければいけないなと気を引き締めることができました。
この時期の青森では珍しく波が比較的穏やかで、11日に(雨でしたが一応)ヤドカリ採集
ができました(ほとんどヨモギホンヤドカリでしたが。。フクロムシがヨモギを宿主としている
ことを祈るばかりです泣)。
地震には遭遇しましたが、熊にも会わなかったし飛行機も飛んだし、とても楽しい遠征でした!
11月24-25日「冷たい海の中でヤドカリ採集 in 小樽」
筑波大学の賴本隼汰博士、北海道大学の太田瑞希博士、北海道大学の学生さんとヤドカリ採集に行きました!
この時期は、ケアシホンヤドカリ、ホンヤドカリ、ヨモギホンヤドカリが主にみられます。欲しいのはケアシとホンヤドなので、手を冷たい水に突っ込んで頑張って採ったヤドカリがヨモギだった時の悲しさといったら…。
しかしながら、採ったヤドカリの数は250以上! これもひとえにみなさまのおかげです。
11月23日「那覇から小樽へ」
24~25日の小樽の海の状況がすごく良いという予報だったので、急遽小樽へ行くことに。
私の那覇出張が…。せっかく那覇に来たのに…。あまりにもあんまりです…(´;ω;`)
11月22日「ユニーク会 in 那覇」
沖縄、すごく過ごしやすい気温でした。ユニーク会ということで、奇抜な生態をもつ生物のお話をたくさん聞けて、とても楽しい時間でした。
私はフサフクロムシの余剰染色体による性決定の話をしました。名古屋大学の飯田敦夫先生から、「フサフクロムシって初めて聞いたよ」というお声をいただき、参加した甲斐があったと感じています。
11月8-9日「甲殻類学会 in 高知」
高知大学で開催された甲殻類学会に参加しました。
系統分類の専門家が集まっており、分類が全くわからない私は「へー」しか返せなくて恐縮です。
分子系のお話はまだ少数派なので、頑張っていきたいです。
10月31日-11月2日「学祭のために実験をがんばる in 東広島」
広島大学の豊田賢治先生のラボにお邪魔し、ヤドカリ標本の整理・ヤマトホンヤドカリの計測・
フサフクロムシとケアシホンヤドカリのRNA抽出をしました。 もちろん学祭にも足をのばしました。学祭はやはりお化け屋敷!怖くて速足になりました。 また、書道部の方に「ふくろむし」と可愛い字で書いてもらいました。嬉しかったので半紙は冷蔵庫に貼っています。
10月27日「ミーティング日和 in 岡崎」
基礎生物学研究所の方々とミーティングをしました。
次にすることの方向性が見えましたが、やはり11月に小樽採集に向かわねばなりません。
波の状況をみないといけないので、日程が決まるのは3日前です。難儀です。
10月26日「ワークショップで発表 in 岡崎」
基礎生物学研究所で、豊田賢治先生が主催するワークショップが開催されました。
フサフクロムシの性決定のユニークなところを発表しました。
10月16-18日「カニとヤドカリを拾う in 館山」
お茶の水大学の臨海実験所にお邪魔しました。
吉田隆太博士に、フクロムシの解剖やカニやヤドカリの採集場所など教えてもらいました。
館山はイワガニとイソヨコバサミ天国でした。
10月5日 「フジツボガチャを引く in 神戸」
神戸の繁華街でフジツボガチャを発見しました。
アカフジツボの断面図が欲しかったのですが、なかなか出ず…。
友人に回してもらったら一発で出してくれました。
物欲センサーって難しいですね。
9月30日-10月2日「ヤドカリを拾う in 小樽」
小樽までケアシホンヤドカリを採りに行きました。全部で200個体くらい採集できました。
寄生率はおよそ20%と高めでしたが、抱卵したフクロムシには出会えず…。
飼育実験用の個体を得るため、11月にまた行かなければいけません。


























